最新の英語教育理論と実践的なノウハウをわかりやすく解説します。 TESOL資格取得を目指す方、英語教育に携わる方必見の内容です。
「英語を習うなら、絶対に外国人の先生(ネイティブ)に教わるのが一番の正解だ」
もしあなたがそう心の底から信じているのであれば、残念ながら、あなたは「ネイティブなら間違いない」という甘い思い込みの罠にはまっているかもしれません。
そのせいで、大切なお金と時間を、無駄に捨ててしまっている可能性があるのです。
英語学習のアドバイザーとしてハッキリ言わせてください。
初心者がいきなり外国人の先生のところへ行くのは、効率が悪いどころか、挫折するためのチケットを買うようなものです。
これは、きちんとしたデータでも証明されています。
矢ヶ崎邦彦氏の調査によると、なんと約91.5%もの日本の大学生が「外国人の先生よりも、日本人の先生の英語の方が、圧倒的に内容を理解しやすい」と答えているのです。

初心者がいきなり外国人の先生のレッスンを受けるのは、いわば「使い方がわからない最新のスマホ」を手にしているような状態です。
いくら機械(先生)が最高級のものであっても、説明書(日本語での解説や、質問のやり取り)がなければ、その優れた機能を1ミリも使いこなすことはできません。
この記事では、この「ネイティブこそが正義」という思い込みを論理的に解き明かし、なぜ今すぐ日本人の先生をメインにするべきなのか、その科学的・心理的なメリットを徹底的に解説していきます。
「英語を英語のまま理解する」という勉強法は、聞こえはいいですが、まだ基礎ができていない初心者にとっては、「時間をムダにするためだけの方法」になってしまいます。

例えば、「hard」と「difficult」という、どちらも「難しい」と訳される言葉の違いを覚えようとする場面を想像してください。
日本語なら10秒で済むことに、わざわざ2時間かける。この圧倒的な効率の悪さに、あなたの貴重な人生を費やす価値があるでしょうか。
「英語を話せること」と「英語を教えること」は、月とスッポンほど違います。
外国人の先生は、英語を「生まれつきの感覚」で身につけているため、日本人がなぜそこでつまずき、どんなに情けない気持ちになるのかを、本当の意味で理解することができません。

対して、日本人の先生は、あなたと同じ道を歩んできた「共感のパートナー」です。
外国人のレッスンで、初心者が最も陥りやすい最悪の状態が、「I have no questions(質問はありません)」という、沈黙の嘘をついてしまうことです。

これは質問がないのではなく、「何がわからないのかを、英語で説明できない」という壁にぶつかっている状態です。
わからないことをそのままにして、笑顔でうなずきながら時間が過ぎるのを待つ。
これほど無駄な「投資」が他にあるでしょうか。
前述の通り、9割以上の学生が日本人の英語を「理解しやすい」と感じています。
これは、日本人の先生が「お手本」としての役割をしっかり果たしているからです。

日本人の口の形は変わりません。日本人の先生は、「日本語にはない舌の動かし方」を日本語で具体的に説明できます。
これは、自分の発音を矯正してきた「泥臭い経験」があるからこそできる指導です。
最短距離で結果を出すための、賢い「先生の選び方」を提案します。

英語学習は「宝探し」ではありません。正しいルートを描く「地図作り」です。
目的地を教えてくれるのは外国人の先生かもしれませんが、あなたの現在地を把握し、そこから最短ルートで案内してくれるのは、日本人の先生だけです。

「遠回りをすることが一番のムダ」です。
今すぐ日本人の先生という「親しみやすい先生」と共に、最短距離で英語という宝を手に入れてください。
その決断こそが、あなたの英語人生を劇的に変えるターニングポイントになるはずです。