最新の英語教育理論と実践的なノウハウをわかりやすく解説します。 TESOL資格取得を目指す方、英語教育に携わる方必見の内容です。
海外で働く方法を調べ始めると、情報が多すぎて逆に混乱してきます。
ワーキングホリデーか、正規就労か。
英語力を上げるべきか、資格を取るべきか。
どの国がいいのか、どの職種がいいのか。
調べるたびに新しい疑問が出てきて、気づけば何ヶ月も経っている。
この状態に陥る理由は、情報の量ではありません。
調べる方向がズレていることにあります。
海外就労を実現した人と、ずっと調べ続けて動けない人の違いは、最初に何を調べたかです。
動けた人は「どうすれば採用されるか」を先に見ていました。
動けなかった人は「どんな生活になるか」を先に見ていました。
順番が違うだけで、たどり着く結果が変わります。
海外で働くには何が必要かを整理すると、すべて「採用される」という一点から逆算できます。
採用されるためには、条件を満たす必要があります。
条件を満たすためには、必要な資格を知る必要があります。
資格を知るためには、実際の求人を見る必要があります。
この順番で考えると、最初にやるべきことが見えてきます。
英語力を上げることでも、生活費を調べることでも、ビザの種類を覚えることでもありません。
実際の海外求人を見て、採用条件を確認することです。
「海外で働くには」と日本語で検索すると、日本向けの情報が多く表示されます。
ただし、実際の海外就職の求人は英語圏のサイトに掲載されています。
LinkedInで「English teacher Asia」と検索すると、数百件単位で求人が出てきます。
その多くに共通して書かれている条件があります。
「TESOL / TEFL certification required」
これが海外就職における採用条件のひとつです。
実際の求人を見ていくと、海外で働くために見られるポイントは大きく3つに分かれます。
TESOLやTEFLといった国際資格が重視されます。
この資格があるかどうかで、応募できる求人の数が大きく変わります。
資格がない場合でも応募できる求人はありますが、給与や条件は限定される傾向があります。
資格と並んで見られるのが、英語を教えた経験です。
オンラインレッスンやボランティアでの指導経験でも評価されることがあります。
経験が少ない場合でも、資格があれば書類選考に進めるケースがあります。
英語が母語でない場合、英語力の証明が求められることがあります。
ただし、TOEICのスコアよりも、TESOLなどの資格の方が採用担当者にとって判断しやすい材料になるとされています。
海外で働く方法に迷っている人が、採用条件を正面から見たとき、やるべきことは一つに絞られます。
まず、採用条件を満たすことです。
英語力は後からでも伸ばせます。
生活情報やビザの手続きは、採用後でも対応できます。
ただし、資格だけは採用される前に必要になります。
順番を整理するだけで、何ヶ月も止まっていた状態が動き始めます。
資格を持っていない状態では、「TESOL required」と書かれた求人は選択肢に入りません。
資格を持った後は、それらの求人すべてが選択肢になります。
見える求人の数が変わる。
選べる仕事の幅が変わる。
それが最初に起きる変化です。